BRUTUS 674号:真似のできない仕事術
ちっとも「日本美術コンフィデンシャル」にならない今日この頃。
11月1日に発売された『BRUTUS』真似のできない仕事術、ちょこっと仕事をしているのでご紹介を。
我が身を振り返れば、ここ数年はON/OFFの区別なく、365日24時間営業で仕事に邁進する日々。大晦日も元旦も原稿を書き、出張以外の旅行はゼロ、白髪は増えるし歯はガタガタになるし救急車で運ばれた翌日も朝から取材に出かけなきゃならないし・・・という話じゃなくて。
それだけ打ち込んでも過労死しないで済む楽しい仕事に恵まれて、ホントにありがたいことですが、今回ご紹介する皆さんも、忙しく、機嫌よく、そして結果を出す仕事をしている方々ばかり。なんでそんなにナイスな仕事ができちゃうの? 仕事場はどうなってるの? 仕事の仕方、いや仕事ってなんなんですか? という、大人から子供まで、仕事する人なら誰でも気になる「仕事術」が満載です。
当たり前ですが、みんなやり方は違う。
誰にでも当てはまる、「こうすれば年収2000万円」みたいな仕事術はありません。そういう洗脳系ビジネス書が嫌いで、書店のビジネス書コーナーをスルーし続けてきた方は、ぜひ本特集を手に取ってご覧ください。
ちなみに私が担当したのは茂木健一郎さん。まだSONYのクオリアシリーズが現役だった頃の、『BRUTUS』でのタイアップ連載からの付き合いです。
校正がほとんど戻って来ないとか、打ち上げの席で捕まえないと打ち合わせができないとか、なぜかオールひらがなの緊急返信メールが来るとか(変換してる暇さえなかったんですね。合掌)、茂木さんの仕事ぶりは骨身にしみて存じ上げてますので、ここ数年の観察結果も反映しつつ、記事を書かせていただきました。茂木さん、ご協力ありがとうございました。次の仕事の時も、よろしくお願いします(笑)。
ちなみに自分自身の仕事三箇条(特集では全員にお聞きしています)の1は、「すべての仕事はつながっている」。あとの2つは今のところ思いつきませんが、「なんでこんな仕事引き受けちゃったんだろ」と思うような仕事が、あとでとんでもなく大きな、別の仕事を連れて来てくれる。海老で鯛、いや、クジラを釣るって感じでしょうか。
その理路は後にならなきゃわからないので、取りあえず現時点の自分にとって意味不明の仕事でも、可能な限り引き受けることにしています。3年後くらいに「あの時やっておいてよかった!!!!!」という局面が、必ず、ほぼ100%訪れるので。どんな仕事も無駄にはならない。効率いいなあ(まあ、視点を未来に置くか過去に置くかで、解釈は180度変わるわけですけど)。
特集に登場するのは、以下の皆さん。
松浦弥太郎さん『暮しの手帖』編集長
森本千絵さん コミュニケーションディレクター
茂木健一郎さん 脳科学者
遠山正道さん 株式会社スマイルズ代表取締役社長
幅 允孝さん ブックディレクター
束芋さん 現代美術家
中村ヒロキさん〈visvim〉ディレクター
多田 琢さん CMプランナー
企業としては、
安藤忠雄建築研究所
東京糸井重里事務所
SAMURAI(佐藤可士和)
スタジオジブリ
BRUTUS674号「真似のできない仕事術」600円
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コメント
橋本さん、始めまして。
茂木さんの「クオリア日記」から来ました。
SONYのクオリアシリーズがまだ“頑張っていた”頃に、数寄屋橋のショールームを、暇な時に訪れては、そのガジェットの数々を眺めていました。
デザインの洗練は去ること乍ら、その作りの精緻さ、ユニークさにほれぼれしたものでした。
クオリアシリーズの中でも、欲しくて溜まらなかったのが、超小型カメラでした。一つ一つのパーツの凝った作りは、まさに芸術的ガジェットでした。
私が茂木健一郎さんの存在を初めて知ったのは、丁度その頃でした。と同時に脳科学という科学のジャンルにも出会えたのです。まさにクオリアシリーズのお蔭といえます。
以来、茂木さんの「クオリア日記」を毎日のように読ませて頂いてます。読むたびに、世界の見かたが変わるような気がします。
橋本さん、これからも、お仕事頑張って下さい!
長々と失礼致しました。
投稿: 銀鏡反応 | 2009年11月 5日 (木) 23時29分
初コメで〜す。
うんうんと頷きながら読みました。もしかしたら今の橋本さんの体力ならば、こなせ
る範囲の仕事量なのかもしれません。ただ、休めるときにはゆっくり休むように心が
けて下さいまし。
私の場合ですけれど、長いこと仕事してると、「この人とは一生仕事しなくていい
や」ってこともある。そういう場合には、次のオファーは断るようになりましたよ。
だって人生限られてるのだから、無駄な時間は使いたくない!でしょ。
蝦で鯨にはワロタ。私も覚えあり、です。
>Brutus仕事術
この特集ホントに面白い。まだ全部は読んでいないのですが、安藤氏の記事は笑えま
すねえ。電車の中で笑い声が出そうになって苦しかった。
私もこの特集に関わらせてもらって、自分にとっての三箇条ってなんだろと考えてみ
ました。
以下、暫定的ですけど列挙してみます( ^ω^ )
1 要所要所で言うべきことは言う(つまりは説教鬼ババと化す)
2 時間の許す限り徹底的にリサーチする(これまで幾つも反省点があったがゆえ)
3 チームが一丸となるためには手間と努力を惜しまない(説教鬼ババも含め)
深夜、あれこれ考えながらこうやって起きてるものだから、朝はトドになっちゃう
のだなあ。もしかして一番必要なのは「朝トドにならないようにする」かも。
投稿: erimi_erimi | 2009年11月14日 (土) 01時41分