杉本博司邸忘年会。
白金の杉本博司&小柳敦子邸で忘年会。
こちらに客を招いて杉本氏が料理の腕をふるう「割烹杉本」は有名だけれど、おそらくこの3年ほどの「最多お相伴賞」は、間違いなくワタクシであろう(笑)。もともと超がつく非社交人格で、パーティなどにほとんど顔を出さない当方にとって、杉本小柳両氏はリラックスしてつきあえる極少数の貴重な知己なのだ。その年内最終営業(?)にお招きいただいたので、いそいそ伺った。
杉本さんにとっても気楽な相手なので、ことさら奇を衒わない定番メニュー。アペリティフにタラモペーストのカナッペ、生ハム、蚕豆。メインは河豚のから揚げに、タラバガニを奢った土鍋で作る海鮮リゾット。食後は持参した和菓子。美味しゅうございました。ごちそうさま。
「割烹杉本」は新しく入手した古美術のお披露目を兼ねていることが多いのだが、今回は表具を一新した「春日曼荼羅」をご披露いただく。奈良では今年も恙なくおん祭が斎行されたようで、来るべき新年を前に、御正体を掲げた神鹿がまことにつきづきしい。
さらに高松宮殿下記念世界文化賞受賞時の記念写真や、賞状なども本邦初公開。賞状を納めた革製のケースはエルメス・プレゼンツ。最高の職人の手になるものと聞くが、持ち帰る時にエルメスの紙袋に入れられてくるのが可笑しい。商品じゃないんだから。
「人類不滅の財産である芸術の創造者」!
今年度の受賞者たちの集合写真。
常陸宮殿下と歓談(笑)する杉本氏。
常陸宮殿下からの授与の瞬間。右端に参列している歴代受賞者の中に「赤い人」がいる。もしやこの方は…。
名札も持って帰って来ちゃいました。ああ、ザハのまで…。ま、記念ですから。皇室ファンですから。高校球児が持ち帰る、甲子園の砂みたいなもの。
そしてここではまだ詳細を書くことも、画像を公開することもできないのだが、杉本氏の新たな●●●●●が、●●●●●●! 皆さま、ぜひご期待下さい。情報解禁になったら、真っ先に画像付きでお知らせします。
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