非常用持ち出し袋の中の1冊
3月17日(木)の昼、Twitterに以下のような投稿をした。大規模な計画停電を回避するため、首都圏各所でいっそうの節電に努めていた頃だ。
こういう時、電子書籍では役に立たないので(電源ないんじゃさ…)、非常用持ち出し袋にどの本を入れるか検討ちう。机上の「無人島の1冊」より遙かに切実だ。その1冊に命/魂を救ってもらわなきゃならないんだから。皆さん、なにを持っていきますか?
以前、雑誌の読書特集などで「無人島に1冊持っていくとしたら」的な、あなたの1冊、というお題のアンケート記事をよく見かけた。さすがに企画として手垢がつきすぎたせいか、最近はあまり見なくなったが、現在のこの切迫した時期、自分も含めて本を読む者、書く者にとって、これほど切実な問いはないだろうと思ったからだ。
平日昼間だったにもかかわらず、瞬く間に40人近い方からリプライをいただいた。ブログでまとめてご紹介、と予告したので、第1弾を本日こちらで紹介。この後も、「だったら私はこれ」という1冊をお知らせいただければ、続編としてアップして行きたい。
ちなみに前のTweetに続くコメントは、
紙の本はこういう時いい。いざとなれば1冊くらい全部覚えてしまって(『華氏451度』的に)、焚き付けにでも保温材にでもよく揉んでトイレットペーパー
代わりにもできるし。だから私はトイレットペーパーの買い占めはしません。自宅にいる限り、一生ケツを拭いてもおつりが来るほど本があるもん。
…やっぱり(紙の)本ってスバらしい。
■非常用持ち出し袋の中の1冊【1】
その一冊、パッと思いついたのはヘッセの『シッダールタ』です。薄くてかさばらないし何度でも読める。
新川和江『わたしを束ねないで』ででしょうか。
ポケットに古い岩波文庫の『銀河鉄道の夜』、鞄に新書サイズの旧約聖書と『悲しき熱帯』を入れて神戸にある親の知人宅へ避難してきました。
非常用持ち出し袋の中の1冊は『アースワークス』(ライアル・ワトソン著、内田美恵 訳、ちくま文庫)か「万葉集」か悩むところです。
迷わず謡本。ただ当流は百番集を出してないし、宝生流は三冊必要だし、金春流は重いし、喜多・金剛は持ってないし。一冊となると観世流の百番集かな。ただし他の資料系はこの混乱が終わったらPDF化してiPadとサーバーに。今は大量の本を送るのは申し訳ない。
新潮文庫本の太宰治『グッドバイ』にします。理由は好きだからと、主人公の怪力&バイタリティにあやかりたい。
避難袋に一冊は、『シルバーバーチの霊訓12』と思っています。嫌がる人がいるかもしれませんが…
非常持ち出し袋の中の1冊かー。楽譜っつーか、いろんな歌の歌詞+コードが書いてある本あるじゃないですか。多分アレだなー。何も無くても歌は歌える。
柘植伊佐夫『龍馬デザイン。』を持っていきます。 これは「希望」です。 でも、揉みたくないな…
スタッズ・ターケルの『希望』ですかね。原題は〝Hope dies last〟。でも結局百科事典かも。
夏目漱石『我が輩は猫である』です。噛めば噛むほど味が出る最高のエンターテインメント小説だと思うゆえに。
一冊というなら、私は『徒然草』ですね(^_^) 一冊で励まされたり泣かされたり笑わされたり…という本はなかなかありません。安野光雅『算私語録』もいいかな。
ダニエル・バレンボイムとエドワード・サイードの対談集『音楽と社会』を持っていきたいです。ハードカバーですけれど、何度も何度も読みたい本なので
『聖書』一択です。キリスト教徒である私にとって、私の生命そのものなのです。
「非常用持ち出し袋の中の1冊」、儂は迷わず『虚無への供物』です。福島原発という人災も含めて、いまの日本人が、これからの日本人がいかに生きるべきかの示唆が溢れています。
アウレーリウス『自省録』(神谷美恵子訳)。
うちの子たちも親たちもここ数日『ONE PIECE』に没頭してます。どんなにボロボロになっても立ち上がってく姿に重なる…61冊はさすがに無理だけど! 被災者にこそ必要だよなぁ、と、紙の書籍のありがたみを感じていたところです( ^ ^ )
月並み(?)かもしれませんが『ザ・シークレット』を持って行きたいです。がんになった時に「読んで」と尊敬する方から贈っていただき、とても救われました。何度も読みたい本です(当時は3年後の今、まだ元気で生きているなんて想像もできませんでした。笑)。
私なら筒井康隆『愛のひだりがわ』を持って行きます。困難に立ち向かう少女のお話。むかし、強く勇気付けられたので。
普段なら『万葉集』(一冊じゃねぇ…)と言うところですが、今なら復興への希望と世界との繋がりを感じられる梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』を。「ディスケ・ガウデーレ!(楽しむことを学べ!)」
僕は丸山眞男『日本の思想』かなぁ。どうしようもなく愚劣なので、最期まで教養の高潔を信じたい。薄くて軽いし。
非日常の中で読むなら翻訳文学のほうがよいと思うので、リチャード・ブローディガン『西瓜糖の日々』を。ちょっと短いかな。
僕なら坂口安吾の『堕落論』です!
歌集 正岡豊『四月の魚』(まろうど社)−絶版−を、持ち出す一冊にします、自分の場合。
私は『菜根譚』を持って行きます。無人島の一冊に。
僕は茨木のり子の『自分の感受性くらい』を持って行きます。この一冊に何度ケツを叩かれたか分かりません。
いまこそレイチェル・カーソンというなほどうでしょう?二冊になっちゃいますが。
僕は『アフリカの日々』を持ち歩いてるよ、今も。
村上さんの『遠い太鼓』か『うずまき猫のみつけかた』、武田百合子さんの『犬が星見た』を推薦します。
やっぱり『鳳翔』かのう
では参戦wオルテガ『大衆の反逆』ですかね...日常でも、おそらく非日常でも、現在の生活、考え方に対してドキッとさせられる記述が。
山之口貘さんがオススメです。
アルボムッレ・スマナサーラ長老の著作のうちどれか一冊をチョイスして、悟りを開く事に挑戦します。余裕があれば、先ほどの一冊に加えてスラダン8巻を持っていきます。
『アルケミスト』
現在仕事的には『The Story of Graphic Design』ですが、『東方中国語辞典』を持って行くかもしれません。勉強してれば時間が潰せるし、偉い人の言葉がたくさんつまってそうだからです。
谷川俊太郎の詩集か、あえて内田百ケンかな
『生きるとき大切なこと─司馬遼太郎さんの想いを継ぐ21のメッセージ』持って行きます。 あと古典落語。
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